17個のメダルを獲得!金はリオ五輪より減る
東京オリンピックでのスペイン選手団の成績は、金メダル3個、銀メダル8個、銅メダル6個の合計17個でした。最初はバルセロナオリンピックの成績を超えるか?と期待されましたが、後に失速し、
リオ五輪と同じメダル数でした。ただし金メダル数は減り、入賞者は増えました。
スペインが強いスポーツ競技は?
東京オリンピック(東京五輪)スペイン選手のメダル数と成績は次の通りです。
スペイン代表オリンピックメダリスト
- Adriana Cerezo (銀) タイコンドー女子49キロ級
- David Valero (銅) マウンテンバイク・クロスカントリー
- Maialen Chourraut (銀) カヌー女子スロラーム
- Alberto Fernández/Fátima Gálvez (金)射撃混合トラップ
- Pablo Carreño (銅) テニス男子シングル
- Ray Zapata (銀)体操・床女子
- Ana Peleteiro (銅)三段跳び
- Teresa Portela (銀) カヤック女子シングル200m
- Joan Cardona (銅) セーリング・フィン級
- Nico Rodríguez/Jordi Xammar (銅) セーリング・470級
- Sandra Sánchez (金) 空手女子・形
- Alberto Ginés (金) クライミング
- Damián Quintero (銀) 空手男子・形
- Saúl Craviotto/Marcus Walz/Rodrigo Germade/Carlos Arévalo(銀)カヌースプリント男子カヤックフォア500m
- 水球女子(銀)団体
- ハンドボール男子(銅)団体
- サッカー男子(銀)団体
実は水に関するスポーツが強いのです。セーリングx2、カヌーx1、カヤックx2。
海に囲まれたスペインだから。そして海に囲まれているのに領土が広すぎて形が四角であるため、海が遠い土地も多い山国でもあります。強く川の流れる場所もあり、内陸では川でのアドベンチャースポーツも盛んです。
歴代オリンピックのメダルも、ダントツで水のスポーツが占めています。
団体競技は水球、ハンドボール、サッカー以外に、バスケット、シンクロナイドスイミングも強かった時期があります。しかし96年のアトランタ以来、団体競技で金メダルを獲得できていないそうです。
最近はスポーツ奨学金制度が充実してきて、若いスポーツ選手が結果を残し始めた話も聞きます。スポーツは経済の余裕がないと難しいでしょうから、奨学金は良い仕組みですね。
余談ですが、メダル獲得後の最初のインタビューで、「休みたい。自分にはその価値があると思う」「母親になりたい」など、競技に捧げた後は自分の人生やプライベートな気持ちを語る人が多かったのが
印象的でした。
東京五輪でメダルがあまり取れなかった原因は?
メダルが期待されていたが、出場できなかったり、残念な結果に終わったのは人・競技は・・・?
●バスクのプロゴルファー、ジョン・ラーム。今年6月にはスペイン人として初めて全米オープンで優勝!期待されていましたが、なんとコロナで陽性となり出国できず。
●バドミントンでリオ金メダリストのカロリーナ・マリンと、リオで100mハードで銀メダルのオルランド・オルテガは怪我で出場できず。オルテガは直前の怪我でした。
●今年の柔道世界選手権で優勝したニコロス・シェラザディシビリは敗退で7位に。
●リオで銅メダルの重量挙げリディア・バレンティンは10位に。
●リオで200mバタフライ金メダルのミレイア・ベルモンテは敗退。
新聞記事
20minutos総括より。