あまりの観光客の多さと夜パーティ騒ぎのために、夜間・早朝の立ち入りが禁止となりました。これにあわせて柵も設置されました。
オープン時間は、夏が9時から19時半。冬は9時から17時半です。
今でもネットに「夕陽がゆっくり沈む時間がお勧め」「夕日が最高」「夕焼けの時間がベストの時間帯」「夕日から夜景を見る」「日暮れがおすすめ」などと書いてありますが、日暮れの時間は見られません!
高級ツアーで来たお客様に、この展望台はお勧めですか?と聞かれました。フリータイムはランチ後夕食までの3時間半ぐらいしかないケースでした。
景色としてはもちろん素晴らしい絶景です。高いところからサグラダファミリアも含めた市街地全体が上から見下ろせるところが良いです♪ 角度が絶妙に良いのですよね。もちろんお勧めです!
でも他の展望台だってきれいです。展望台と言われる場所は、どこでも景色が良いわけですから、旅行者は比較するわけではないので、どこでも満足するでしょう。
(ただし、モンジュイックの要塞とティビダボの山は、よっぽど天気がよくないとそうでもないです)
ただ、「ここはお勧めなのか?」とわざわざガイドに聞いたり、情報を探す人は、何かがひっかかって行く価値があるか知りたい、or 絶対に外したくないほど重要視しているのだと思いますが、
そういう人には、ガイドとして、もっと重要視して欲しいポイントを伝えたいです!次をどうぞ!
バルセロナは景色が真っ白で、全然見えない日があります、、。
最もお勧めなのは、「白く靄やスモッグもかからず、くっきり風景の見える快晴の日に」行くこと。曇り日や、霞んだ日にいくと、どの展望台もイマイチです。カルメル要塞もしかり!
天気はとても大事!場所よりも、数日滞在するなら風が強い快晴日を選ぶと良いでしょう。
もう1つ。時間がたっぷりある個人旅行者が訪れるのは良いですが、バルセロナで半日しかフリータイムがないお客様が行くのにお勧めか?ということ。。。
展望台は「行くのが遠い」のが欠点です。うわっ、この景色素敵!絶対行きたい!と思った人はぜひ行くことをお勧めしますが、今回のお客様のように「迷ってる」人には「行くのに便利な展望台」へ行くことをお勧めします。
例えば今回のお客様は、グエル公園でその質問をされたのですが、グエル公園とカルメル要塞は近いので、組み合わせると移動の無駄がありません。逆に一度来た近くを、時間がないのに、3時間しかないフリータイムで、わざわざもう一度行くのは
無駄な廻り方とも言えます。まだ違う景色の方が新鮮味があります。
他にも展望台は、モンジュイックの丘(アルカディア展望台、ロープウェイが到着するミラマールの展望台、プールやテラスバーがある地点、カタルーニャ美術館前、モンジュイック城など)、各ホテルの屋上、ティビダボの丘、グエル公園内、クルーズの到着する港など、あります。
またカルメル要塞は、若者、バックパッカー、ヒッピーっぽい人が多い場所&足元が不安定で土っぽい場所なので、今回の、ご年配の高級層のお客様やハイヒールを履いているような観光客には向かない印象の展望台です。
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