サグラダファミリアのマリアの塔がついに完成しました。2021年現在、鐘楼は生誕のファサードに4本、受難のファサードに4本、計8本が完成しています。栄光のファサードの鐘楼4本は未完成です。
中央の主要な塔はまだ出来上がっていませんでしたが、イエスの塔、マリアの塔、4人の福音書家の4本の、合計6本の塔が中央頂点を占めます。マリアの塔はその主要な塔の中で最初に完成した塔になりました。高さは138メートルで、
イエスの塔に次ぐ2番目に高い塔です。
マリアの塔完成の一番の注目は頂点の大きな星の設置でした。いつ設置するんだと、みんなワクワク待っていました。当日、近くには行けなかったのですが、設置の様子が撮影できました。
残念ながら逆光だったので、全然良い撮影ができませんでした。
しかしモノトーンな中でキラキラ光るマリアの星が空へあがっていく様子は神々しくも美しく、感動しました!映像は良い出来ではありませんが、良ろしければ私のYouTube動画をご覧ください!
設置の瞬間はゆっくりゆっくりでした。
後で近くへ行ってみたら、ガラスの星の内部で作業中。支え柱への固定や照明器具の設置でしょうか。
ちなみに支えの柱は3本脚でガラスの星を支えています。3本の指で物を支えるイメージだそうです。
日中は点灯しなくても、太陽の光で輝いています。晴れた日が分かりやすいですね!
最後にゆっくりクレーンがマリアの星から離れ、最後まで作業をしていた1人も忍者のように軽やかに降りていきました。(忍者見たことないけど)
マリアの星を設置の瞬間は、地元テレビ局が生中継まで行い、たくさんYouTubeでも紹介されています。プロの撮影動画を見たい方はどうぞ探してみてください!
光やクレーン邪魔してはっきり見えないのですが、素人の私の動画でよければ、こちら↓。 お蔭さまでバズってくれました。 他の方とは違う角度からの撮影です。
マリアの塔の星が初ライトアップしたのは、2021年12月8日。 聖母マリアの「無原罪の御宿りの日」でした。この日はバルセロナ大司教が完成の儀式をおこないました。
数日前から塔の部分や冠の部分は少しずつライトアップされていましたが、星本体が初点灯されたのがこの日です。大々的に宣伝されたので、バルセロナ中の人々がわくわくと訪れ、すごい人混みでした!
私は仲間とワイワイしていたので、全然近くにはいけなかったのですが、皆で初点灯を見守りました! 歴史的な瞬間ですね!
これらは翌日に撮影。
初点灯もあまり動画撮影ができてませんでしたが、マリアの無原罪の御宿りの日にちなみ、サグラダファミリア内のマリア関連の彫刻を紹介しながら、ライトアップの瞬間、バルセロナ市民が歓声あげる瞬間を組み合わせて動画をつくりました。どうぞお楽しみください♪