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バルセロナ市役所のデジタル化&トランスジェンダーへの対応!



 


同性愛者の結婚の合法化、ビニール袋の有料化など、スペイン政府に先駆けて、法律を改正するカタルーニャ州。市役所の仕事の簡略化は、どれだけ進み、トランスジェンダーへの対応はどうなっているのでしょうか?

バルセロナの市役所のマイページや、税金の支払いの件で、驚きがあったので、情報をお伝えします!





|Web上の表示名を自分で選ぶ権利!

 


バルセロナ市役所のマイページに入ったら、自動的にでてくる本人氏名の下に、「あなたがトランスジェンダーやトランスセクシュアルで、オフィシャルの書類に記載された名前以外で呼んで欲しい場合、その名前を記入する欄」が出来ていました。


法律上、名前の変更は成人であれば可能なのですが、手続きに時間がかかっているか、何かの理由で変更をしない場合、に利用するのでしょうか。


理由は分かりませんが、どうしてもマイノリティーになってしまう人々(言い方すみません)への、なかなか気付かない点に気づいたケースのように思い、好印象を持ちました。さすが、スペインでもいち早くカタルーニャ州では同性愛者の方々への結婚も合法化しましたし、土地柄ですね。





|役所への税金の支払いが電話でOK!

   


市役所に支払う税金でも驚いたことがあります。 銀行自動引き落とししていた支払いがあったのですが、銀行を閉じた時に、口座の変更ができておらず、引き落としができなかったのです。

手紙が届いたので市役所に電話で問い合わせたところ、その場で、電話でクレジットカード払いができると言われました。 いったん電話を切ると、すぐに自動音声電話がかかってきて、音声で金額を言われ、こちらがクレジット番号を入力。 口座番号は保管されないことなどが音声で説明され、引き落とし完了となりました。

すごい仕組みですね! 音声で税金の振り込みができるなんて!







|確定申告などの手続きは、とっくにデジタル化!

   


バルセロナ市庁舎内部 日本の記事で、

国税庁が2021年6月11日に公表した「税務行政のデジタル・トランスフォーメーション-税務行政の将来像2.0-」によると、税務署に行かずに確定申告ができる仕組みが提言されています。
というのを見て驚きました。スペインではとっくに確定申告はデジタル化されており、税務署へ行かなくて良いからです。もう10数年前から、でしょうか。個人事業主(フリーランス)はデジタル申告が義務で、 昔は用紙を持って銀行へ行ったり税務署へ行ったりしてましたが、はるか昔に消えました。

私はスマホからはやっていませんが、スマホで税金の申告もその頃から可能です。
最近は領収書を紙で何年も保存しなくていいように、税務署のアプリができ、領収書利用の”正統性”もチェックしてくれて、保存できるようになりました。(私はまだ使っていません)



日本では役所を始め、デジタル化がなかなか進んでおらず、デジタル化にしようとすると批判ばかり耳にします。最初は慣れるまで大変なんです。分かります。 でも慣れてみると、デジタル化は便利だし、不正や見落としが少なくなる気もします。またそれらのデジタル化のためにはマイナンバーは必須でしょうね。スペインではすべてがID番号で管理されています。






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