バルセロナのアパートの賃貸料金がこの7月に、１ｍ２あたり17.60ユーロ（135の換算レートで、2376円）となり、スペインで最も賃貸料金の高い街を記録した。去年との比較で6％の値上がり。
Idealistaによると、パルマ（12,5 euros/m2), マラガ (10,9 euros/m2)、バレンシア (10,3 euros/m2)などスペインの１７県都が過去最高を記録した。
スペインで2番目に賃貸料が高いのはマドリードで、16,1 euros/m2。
バルセロナは8月にアパート賃貸料が、前年比20.2％の増加を記録した。
特に、旧市街（Ciutat Vella）は 20,8 euros/m2、エシャンプラ地区（Eixample）は 18,6 euros/m2となり、バルセロナで最も高いうえに、増加率はそれぞれ、
29,7%と25,6%だった。
サリア・サンジェルバシ地区（Sarria-Sant Gervasi）もとオルタ・ギナルド地区 Horta-Guinardoも、それぞれ17,9 euros/m2と、
Horta-Guinardo (13,8 euros/m2)で、8月に13－14％値上げしたことから、過去最高となった。
バルセロナで賃貸料が安い地区は、上記オルタ・ギナルド地区(13,8 euros/m2)以外に、ノウ・バリス地区（Nou Barris）の12,8 euros/m2と、
サン・アンドレウ地区Sant Andreuの13,5 euros/m2だが、この2地区は過去最高賃料からはほど遠い。
（新聞El Periodico記事より）
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