現在有効なワクチン証明をお持ちでない場合、まだ、日本へ帰国する際にPCR検査の陰性証明が必要です。
バルセロナで、日本人がよく利用しているPCR検査機関や、まだあまり知られていない料金の安い検査機関を紹介します。
今まで耳にしたトラブル例とその解決方法&注意点もアドバイスします。
PCR検査を今頃要求する国はほとんどないので、検査機関が閉鎖してきました。 常に最新情報をチェックすることをお勧めします! (日本はまだ続けるのでしょうか。つぶやき)
目次
バルセロナの日本領事館のホームページで紹介されている検査機関は次の3か所です。
PCR検査の結果を、日本のフォーマットに書いてくれる検査機関、つまり日本のやり方に慣れている検査機関です。
【バルセロナ市内で所定のフォーマットによりPCR検査等の検査が可能な医療機関】
①Centre Medic Travessera
https://www.cmtravessera.com/
②ASINSA Servicios Sanitarios S.L.P
https://www.asinsa.info/
③SYNLAB COMTE D'URGELL
https://www.synlab.com/lab/36952
【それぞれの料金・特徴・注意点】
①24時間で結果 - 85ユーロ。2時間で結果 - 115ユーロ
*予約不要
*地下鉄4号線Joanic駅すぐ。サグラダファミリアから歩いて18分(Google mapより)
2023年1月現在、まだPCR検査をやっています。
②2022年9月現在Webに料金の記載なし?
2021年夏情報では、平日で100ユーロ(PCR検査85+日本のフォーマット15)、土曜日で115ユーロ(PCR検査100+日本のフォーマット15)
*去年より料金が下がった検査機関が多いので、2022年は料金が変わっている可能性あり
*サンツ駅すぐ。
③
料金75ユーロ
*平日オープン時間は11時30分から。土日は早い。
*最寄り地下鉄駅5号線Hospital Clinicより6分。グラシア通りなどバルセロナ市内にいくつかあるが、領事館リスト記載はComte d'Urgell通りのセンターのみ。
どこが良いの?
★どの検査機関でも、トラブルやミスの話を聞きました。どこが良いかではなく、どこでもあり得ると考えて、きちんと自分でチェックしましょう。
スペインの各空港にある、④
FLY COVID TEST CENTER は高額でしたが、35分で結果が出るPCR検査として好評でしたが、
2022年12月31日をもって閉鎖しました。マドリードなどスペイン各地の空港の同センターも閉鎖しました。
◆注意点
★35分で結果の出るPCR検査は午前6時から予約可能ですが、すべてが予定通りに進むとは限らないので、ギリギリに時間を設定するのはやめておきましょう。トラブル例も必ずご覧ください!
安い検査機関のClinica Garrigaは2022年秋には閉鎖しました。早くて安くて良かったのに。私も友人も利用させてもらいました。
どんなトラブル例をきいているかというと。
特に最初の頃ですが、要するに自分のデータが間違っているという話を、本当によく聞きました。
・名前の綴りが違っている
・名前がまったく違う他人のものになっている
・性別が違っている。
・生年月日が違っている。
・パスポート番号が違っている。
初期は慣れていないうえに、混んでいたせいもあると思います。外まで行列というラボも多かったです。
旅行会社がこのPCR検査のアシスタントや内容チェックの仕事を有料でおこなっていますが、どんなに事前に確認してうるさいぐらい念押ししても、間違える、
と当時聞いていました。
ミスはどの検査機関でもありえると考え、必ず記載内容を自分でチェック しましょう。
・・・
じゃあ、ミスを見つけたらどうするのか?
例えば前日の夜に受け取って、翌日早朝の飛行機の場合、訂正してもらう時間がありません。そもそも検査機関があいてないです。
①時間に余裕を持つこと
②万が一の時に対応してもらう時間を逆算して検査を受ける
③ミス・トラブルがあったら即効動く
出発の72時間前から受けられるわけですから、せめて前日24時間前までには結果を受け取るのがベターです。
①Centre Medic Travesseraの2022年夏の話です。誕生日の数字がひとつだけ違っていたケースを聞きました。この時は日本行きではなかったので、日本のフォーマットはなく、
英文のオリジナルの証明書の話です。
結果受け取りはwebからのダウンロードでしたが、
訂正のために再び出向くのは面倒くさい。1つの数字の違いなんてバレるだろうかとも思ったそうですが、周りから絶対訂正してもらうべきと言われ、まず
電話してみたところ。
その場で訂正してくれて、今ダウンロードしたらしたら訂正されてるはずだといわれ、念のためメールにも添付してくれて 。結果、どちらもその一瞬で訂正されていたそうです。
オリジナルの結果には医師の手書きサインがあったので、データだけ訂正してもらえるとは思わなかったそう。
本当に電話ぐちで一瞬でデータを変更し、
ちゃんと直筆サインも入っていたと。悩んで電話したのがウソみたいな素早い対応 だったそうです。
Centre Medic Travesseraは、訂正システムが見事にできあがってるようです。小さなミスでも電話1本で訂正をお願いできますよ!
(注:日本のフォーマットも一瞬で訂正してくれるかは分かりませんが)
トラブルのもう1つは、
結果が送られてこないケースや、予定日時より遅れるケース です。
解決方法としては、
時間に余裕を持っておくこと。連絡を取る時間帯がクリニック営業時間なのか?24時間対応なのか? 、も重要です。
これはスペインに限らず、日本でもみなさんがよく使う、木下グループPCR検査センター。私も安いので、動画でお勧めとして紹介していますが、
13時間遅れで結果を受け取ったケース(詳細はこちら) を知っています。しかも夜間の緊急連絡先がないのだそうです。
日本だってこんなことがあるので、スペインだってあるあるです。だから
余裕を持った日程を組むのは大事 です。
Googleの口コミで、結果が遅く届いた!というクレームの口コミがありました。
ただ、これは本人の対応が悪くて、トラブル解決できてない悪い例です。
Fui ayer hacerme la psr pague 70? para que me llegue a las 17h podria pagar 49? llegaba a las 21h entonces ahora pierdo mi vuelo por culpa de esta clinica ya que me mandaron el email a las 20h37 yo tenia vuelo 19h porfavor que nadie se fie de ellos
(Google口コミより) 自分は17時に結果を受け取るために、49ユーロでいいところを70ユーロ支払った。ところが20時37分に結果が送られてきた、自分の19時の飛行機に乗り遅れるところだ。
↑ 文章が変で、矛盾がみられるんですが、それは横に置いておき、何が悪いのか解説します。
①ギリギリ過ぎる!
飛行機が19時だと、18時半には搭乗が開始します。17時に結果を受けとる予定とすると、最大で1時間30分しか猶予がありません。
これは本当にギリギリすぎます。 木下グループだって13時間も遅れた過去があるんですから、できれば
当日受け取りではなく、せめて前日受け取りができるよう逆算 しましょう。 特にメール受け取りや、ダウンロードなど、直接受け取れない場合は要注意 です!
②すぐに自分が対応していない!
予定時間までに結果が送られなかったら、すぐに連絡を取る べきです。
過ぎたけどもうちょっと待ってようかなと思うべきではなく、完全に忘れられた可能性もあるんですから。
この人は、17時に送られてこなくて、19時の飛行機までに、何か対応したのでしょうか?
このクリニックは19時まで営業時間なんです。電話をしたのにつながらなかった、とはコメントしていないので、何もアクションしなかった可能性 があります。
例えば若い人で、送られてくると思い込んで確認もせず、空港にギリギリに到着したとか?。
こんなぎりぎりの予約なら、すぐにチェックすべきでした。 ・・・
またこのセンターは、検査したあとの保管する紙には、緊急電話番号が記載されていました。ウェブサイトには記載されていない電話番号で、「緊急の場合だけ」と赤文字で主張しながら、24時間受け付けます とありました。
結果が届かない場合には、夜中や早朝でも電話ができるようになっているんですね。
みたところ小さなクリニークのようなのに、週末・夜間は働かないスペインで、24時間対応電話がある、というのは驚きですし、安心だと思いました。
ですから、なおのこと、このコメ主は、17時から19時までの2時間、何をしていたんだろう?と思うわけです。送られてこなかったらすぐに連絡を取りましょう!
●バルセロナでのPCR検査の体験談はこちら!
いつPCR検査を受け、いつ結果を受け取るのが理想のスケジュールでしょうか。Google口コミに次のコメントがありました。
72時間前に検査をして良いので、出発2日前に検査、当日の朝に記入してもらうのが一番安上がりでした。
この人は夜便だと思われます。だから出発2日前に検査し、当日の朝に記入というスケジュールなのでしょう。でも当日受け取りはお勧めしません。
理想は24時間前には結果を受け取るスケジュール です。そして理想のスケジュールはフライト時間によって変わります。
【朝便・昼便なら】 72時間前から検査が受けられるので、72時間前つまり出発3日前の、出発時刻を過ぎた時間に手続きします。
昼の12時出発だったら、3日前の16時頃の検査など。
もしくは2日前に受けて、1日前に結果を受け取るのも24時間で結果をもらうセンターなら大丈夫です。
【夜便なら】
夜便は72時間過ぎて検査を受けようと思っても、夜中から朝までの時間帯になるので、すぐには検査が受けられないのがネック です。
コロナ過で検査を受ける人は、夜便じゃなく、朝~昼便の方が検査には都合良いです。
例えば夜20時出発の飛行機の場合、夜から翌日朝検査センターがあくまで受けられないので、
実質2日前の検査 になります。
48時間後に結果を受け取る検査機関の場合は、2日前の朝に検査を受けて、出発当日の朝に受け取ります。これは口コミの人のパターンですね。でもできれば前日に結果を受け取れる24時間タイプがお勧めです。
今はあまり混んでいないので、24時間で結果受け取りが多いです。
◆出発時間が遅れたら
★出発時間が遅れた場合、72時間前を切ってしまう。
ですから72時間前じゃなく、48時間前の検査にした方が良いと最初の頃は言われていました。 私は未確認な情報ですが、ガイド仲間が確認したと言っていた情報によると、
今は72時間前を遅れてしまっても、さらに24時間は猶予を設けてくれているそうです。真偽のほどは分かりませんが。
心配な方は、なるだけ早く検査結果が出る検査機関や検査タイプを選ぶと良いでしょう。
◆トラブル対応例のまとめ
★検査の予約時間は余裕を持つ。結果未着の時に対応できる時間の余裕も持つ
★結果受け取りが営業時間外なら、24時間対応の緊急連絡先がある検査機関を選ぶ
★飛行機の夜便ではなく、朝~昼便なら72時間前から検査を受けやすい ★理想は72時間前を過ぎた3日前に検査&出発前日に結果を受け取るスケジュール
もしくは、料金が高くても、短時間で結果を受け取るスケジュール
↓【スペイン・日本入国】スペイン渡航・旅行に役立つコロナ過の必要書類や注意点!をまとめてみました!
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