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スペイン盗難防止の恰好&スタイル



目次








スマホやデジカメは貴重品ですが、すぐ取りやすい場所にあるため、盗難がとても多いです。特に最近はiPhoneをはじめスマフォがよく狙われます。思い出の写真までなくなるし、悲惨です。

スマホにチェーンや紐をつけて、首から下げるか、手首に巻きつけるなど、簡単には奪われないように工夫しましょう。 チェーンがつけられないスマホでも、スマホカバーを利用すればチェーンがつけられます。

カバンにしまう場合は常にカバンの奥深くに。取り出す時は必ず手首に巻きつけます。スマホは落下させて液晶画面を割ってしまうお客様も多いですが、巻き付けると落下防止にもなり、一石二鳥です。







カバンのファスナーにミニ南京錠をつけているお客様を見かけます。ファスナーがすぐに開けれない、一工夫。花丸を差し上げたいです!

バルセロナで一番多い被害はスリです。はっと気づくとカバンが大きく開いている&お財布やスマホが消えている、というケース。

ミニ南京錠でなくても、なんでもいいですが、カバンが開けられない工夫をしてみましょう。 安全ピンぐらいだとプロの泥棒には簡単なので、しっかり頑丈なものを付けましょう。








カバンの内部に金具やチェーンがあると便利です。財布やスマホをつなげておくことができます。

なければ自分で取り付けるのもアイデアです。私は布カバンの内側にあるタグに、自分で金具を付けてみました。しっかり縫い付けたタグなので、 簡単には外れません。場所も奥底に近い場所にあるので、自分でも嫌になるぐらい取り出しにくいです。
でも自分が取り出しにくい=泥棒も盗りにくいもの。

1つの工夫が盗難で泣きを見るか見ないか運命の分かれ目と考えて、面倒くさがらず出しにく~い場所にしまいこみましょう。






アウトドアのお店で、ポケットが内側にも外側にもたくさんついている服があります。お金を分散するのに便利です。それぞれのポケットに小額の現金やカードを隠し、観光中は全くの手ぶらというお客様もいらっしゃいました。 カバンを持っていないだけで狙われる確立はぐーんと減ります


外側に派手なポケットがたくさんついていましたが、本当に大事なものは服の内側のポケット、しかも盗られ易い胸ポケットではなく背中部分に内ポケットがついてるそうで、 そこに隠してらっしゃいました。お見事です(パチパチ!)。


服もめくられて服の下のバッグから盗られる方もいるので、背中だからと安心してはいけませんが、分散して持ち、一番難しいところに貴重品を 隠すのは良い盗難対策です。


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リュックもたくさん外側にポケットがついてるタイプがあります。ただリュックは背中で見えないので、狙われやすいです。洋服の前部分のポケットと比べて、リュックの外ポケット断然狙われます。 ティッシュ、ハンカチぐらいならまだしも、そこにパスポートを入れてるお客様がいらっしゃいました!


リュックを開けてすぐの内ポケットにパスポートを入れていて、盗られた方もいらっしゃいました。リュックはいつの間にかあいていました。


このリュックの写真を眺めると、一番簡単に手が届く部分は、外ポケットだと分かりませんか? 次に簡単なのはファスナーを開けてすぐの内ポケットですね。つまり盗られやすい1番・2番の場所に貴重品を入れている人がやっぱり盗難に遭ってるんです。


パスポートや 大金は、リュックとは別に肌に身に付けるか、リュックの中で一番難しい部分にしまいましょう!このリュックなら一番奥底の、取り出しにくい部分に隠すのです。
そして、絶対にリュックは前で持ちましょう













小さなバッグで細い紐がゆらゆら揺れているタイプはひったくりに遭います。バイクも多いですが、子供のような男の子がひったくって逃げていくこともあります。


革じゃなく布製の紐っぽいものは切られてひったくられる場合もあります。 (昔のうちの母。引っ張られて紐を切られて、首に擦られたことによる傷ができました)ぷらぷらーと揺れて、取りやすそうなタイプは、ひったくり泥棒の目に付きやすいです。



このタイプのバッグを持つなら、必ずたすき掛けで。左の人のように、紐は短く、ぴったり体に付くタイプにしましょう。そしてこの人の場合は、白いシャツの下に身に付けるべきです。 冬ならダウンコートの下にこういうバッグを持ちます。


こういうバッグは大きなバッグよりも貴重品にすぐ届きやすいので、狙われます。ウエストポートと同じです。 できるだけ手の届かないところに隠すのが重要です。カバンが簡単にあかないように、前後裏返しに持つのもお勧めです。カバンのふたが身体に密着した側だったら、 外から開けにくいでしょう?


右のタイプは体にぴったりしていないのでダメです。気づかないうちに後ろに動いてスリに遭います。実際、ダウンコートの下に持っていたお客様がコートをめくられて盗られましたが、 紐が長いとバッグが後ろや横に動きます。コートの下だからと過信してしまうと、隙が生まれます。



昔、「たすき掛けは、バイクのひったくりに引きずられて大怪我をするから、たすき掛けでバッグを持つな」と言われていました。でも、たすき掛けにせず、さらっと片方の肩に引っかけてプラプラしている人の方がよっぽど盗難被害にあいます。

泥棒だって、たすき掛けはバイクでひったくるのも難しいので、本来は狙わないんです。たすき掛けなのに狙われたって人は、プラプラとカバンが揺れていて、たすき掛けに見えなかったのでしょう。 短く身体に密着した、たすき掛けで、身体の前で持っていたら普通は狙われません。








旅行中に着るすべてのスカートやズボンにミニ・ポケットを縫い付けます。場所はウェスト内側。しっかり縫い付けられているので落ちる心配がないのが長所です。 ポケット本体はファスナーがついています。中身を取り出す時にはお腹を引っ込めて手を突っ込んファスナーを開けて中身を取り出します。ちょっと面倒なのですが、面倒な場所が盗られにくいんです。


これはやっていたのはうちの母。初スペイン訪問でひったくりに遭ってから、すべての服のウエストすぐの部分に手作りのポケットを縫い付けていました。すべてといっても1週間の旅ですから3着程度です。後にこれは安全ピンでとめた取り付け可能な貴重品袋になりました。私は今でも利用しています。


パスポートを入れなくて良いならばもっと小さなサイズにお金とカードを持つこともできます。透明のネームホルダーなら汗にも強いです。 添乗員さんはツアーでもらうタッグのネームカードも勧めていましたし、しっかりしたタイツをカットしてウエスト部分に安全ピンで付けてる人いました。 安全ピンは弱いので、落ちないよう、しっかりしたものを買い、複数付けることをお勧めします。しっかり服に縫い付けする方が、本当はベターです。








リュックは前で持ちましょう。背中だとよくあけられています。しかしどうしても両手を開けたい&リュックを背中で持ちたい場合や、口があいたはトートバッグのタイプなら、一工夫のアイデアをお伝えします。


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布袋でもナイロンの袋でもなんでもいいですが、バッグの中にさらに袋を入れるのです。盗もうとしてリュックをあけると、壁にぶち当たるようなもの。 ナイフで切られては盗られれますが、ほとんどは素手のスリなので、この方法で防げます。


袋全体の場合は、取り出すのも面倒です。いったんリュックから全部出さないと、中身が取り出せません。でも自分が取り出すのに面倒くさければ、泥棒にも難しいのです。


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口が大きくあいたバッグや、トートバッグもスリ被害に遭いやすいアイテム。お弁当袋・巾着袋なもので全体を包むのもお勧めです。この紐の部分をぐるっとカバンの下に入れて持ち歩くのも、1工夫。

これだって、このぐらいの袋を気づかれない間に、巾着の紐を開けることは泥棒にとって簡単です。でも、1工夫・2工夫するごとに、簡単に盗まれる可能性がちょっとずつ減りますので、思いつく事はすべて取り入れましょう!


でも、私だったら、口があいたバッグ・かばんはスペイン旅行には持っていきません!





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