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必須の海外旅行保険



海外旅行で最も嫌なことは病気や怪我です。身体の問題ほど大変なことはありません。右も左もわからない外国では不安も大きく、莫大な費用も必要です。 通訳がいないと病院での説明も分かりません。

いざという時に本当に役に立つのが海外旅行保険です。入院したお客様をアテンドすると、「このお客様、保険に入ってて、本当に良かったよね」と ガイド仲間で話し込むほどです。保険がどんなに重要なのか、どんな時に役立つか解説します。



目次








旅行はトラベルではなく、トラブル!と笑い話のように言われますが、旅行中には様々なハプニングが起きます。 盗難や忘れ物。乗り物の遅延やキャンセル。迷子。実際に起きるエピソードだけで本が書けそうなほどです。


怪我や病気もあります。緊急入院してすぐ手術。でないと死んでいたと言われたお客様も1人や2人ではありません。


もちろん、観光客の比率からすると事故・病気・怪我にあう人は多くはありません。でもその人にとっては、一年に一度もしくは数年に一度の海外旅行というビッグイベント。 なにも旅行中にちょうどぶつかるなんて、すごい確率だと思いませんか?なのになぜか起きてしまうのです。









比率からは多くないと書きましたが、少なくもありません。私達ガイドは、皆さんが考えるよりずっと多くのお客様の付き添いで病院や薬局へ行きます。
(環境の変化や、長時間のフライトや、旅行前・旅行中の無理しすぎもあるかもしれません)


長期入院や緊急手術の人もいたし、観光中に倒れられて救急車を呼んだこともあるし、交通事故の方もいるし、待ち合わせの場所に「骨折した」と松葉杖で現れた方もいます。


入院や手術となると、日本からご家族が駆けつけていらっしゃることも多いので、そのご家族のアテンドもあります。


薬局や往診医者の通訳も含めれば、私の場合は、泥棒に遭って警察に同行したお客様よりも医療アテンドの数が何倍も多いです。








傘を持っていれば雨は降らず、持ってなければ降るものです。 いつも泥棒対策万全だったのに、ちょっと気を抜いた、そのスキに盗まれます。「今日に限って...」とは、よく聞く言葉です。


保険もしかり。毎回入ってきたけれど、一度だって何かが起きた事はない。だから今回は入ってこなかった。そんな時に限って緊急事態が発生します。


「何もなかったら掛け金は払い損」「払ったけど、元を取らなかった」などと考えるべきではありません。どうしてあんな少ない掛け金で、 外国の何百万円という入院費や救援費を払ってもらえると思いますか?


1週間や10日ぽっちの期間しかお金を掛けないのに、それが何百万円にも化けてくれるのは、払ったけれど無事に帰った人がいるからです。何もなかった時の保険代は、 自分の次の被害費用になっている、と考えましょう。もしみんなが元を取っちゃうなら、もっと高額の保険料にしないと保険会社が損するばかりです。











長期入院・手術となると目が飛び出るほどの金額を支払うことになります。スペインは欧米国の中では医療費が安い方だと思いますが、それでもびっくりする金額を耳にしました。「本当にこのお客様、海外旅行保険に加盟して良かったよね。。。」とガイド達で ヒソヒソ話をするのは、この金額の通訳をしている時です。(手術やその他で、長時間通訳になるのでガイド複数が担当する)


緊急手術&入院費を支払うためにご家族が預金を解約する話まで聞いたことがありますが、海外旅行保険で救われたお客様をたくさんいらっしゃいます。


3000円~1万円程度の掛け金がこんな大金に化けてくれる保険は他にありません。お守り代わりに加入し、何かの時に役立つと割り切りましょう。








手術をしたり、骨折で手術した後は医師か看護師が飛行機に一緒に乗って日本へ帰ります。骨折ぐらいなら自分で帰れそうですが、機内で炎症を起こすこともあるそうで、 航空会社が渡航を認めない場合もあれば、病院が判断する場合もあります。これは救援費用という保険で支払われます。医師・看護婦が同行の話も何度も聞いたので、 意外と多いケースなんですよ。


●骨折した実例●
コロナでアメリカなどの医療費の高さも知られてきましたが、保険を払っていない外国人は自費で100%払います。
アメリカで骨折した体験談に目玉が飛ぶ出る費用の話がたっぷり出ていますからこちらのコラムもぜひ読んでください。


ちなみにこの話では、病院に日本人の医師や看護婦がいるので通訳をやってもらえていますが、日本人がいない病院なら、 通訳を雇わねばなりません。バルセロナは医療通訳専門の方がおひとりいらっしゃいます。もしくは旅行会社か保険会社に依頼されて、私達ガイドが通訳へ行きます。 どちらにしろ通訳代が別途かかります。








必須の海外旅行保険】 必須の海外旅行保険といえば、死亡・疾病・傷害の保険は、何かあった時に高額費用になるので、ぜひ付けておくべき保険です。それ以外にどんな保険が必要でしょうか。


スペインで最も可能性のある緊急事態は盗難です。ですから、携行品損害保険は必須保険です。 携行品とは自分の持ち物。旅行に携行していくものです。別送便は含まれません。


普通の人は金額は30万分も掛ければ十分でしょう。高級ブランド品や楽器などを高額な持ち物があるなら相応の掛け金に引き上げましょう。


カメラ、スマホ、スーツケースの破損にも利用できる保険です。ダントツで、最も多く皆さんが利用する保険と言えるでしょう。


★友人例*
購入したばかりのカメラをイタリアで盗まれた友人。クレジットカードの保険で賄えると豪語していましたが、実はほとんどポイントを使って購入だったので、その分しか戻らなかったそうです。

クレジットカード付帯の保険には他にも落とし穴がありますので、海外旅行保険の上手な掛け方もどうぞ。











賠償責任の保険も意外と使えます。子供が店の商品を割ってしまった。転んだ時に巻き添えにした。ぶつかって他人にケガをさせた。他人の持ち物を壊してしまったなどもありがちです。


ツアー客同士のトラブルも聞きます。一番多いのが、ビデオやカメラを撮ってもらおうとして落とされて、壊れてしまった、というケース。

赤の他人でも大問題になりますが、ツアー内の人間同士のトラブルは尾を引きます。 お金で解決できる分は弁償してすっきりさせましょう。


★カメラを落とすトラブル例*
ビデオやカメラを撮ってもらおうとして落とされた。実は、私が目撃したケースでは100%、渡した方が悪いです。ちゃんと渡さないまま歩きだしたり、紐がまだ手に残っていて、ピンとひっぱられ、もらった側の手から落ちてるのです。渡した方が引っ張ってるのに 受け取った側の手から落ちるので、この人が落としたように見えトラブルになります。

私はそれらを目撃してからは、毎回、紐がついているカメラやスマホを受け取るときは、まず、紐に自分の手首を通してくるっと巻き付けて受け取っています。この方法だと、お客様の手や服に紐がひっかかり落下しても、地面に落ちる前にキャッチできて防げます。写真の撮りっこをする皆さんは、ぜひお試しあれ。












何度も聞きました。ホテルでバスタブにお湯をためたまま寝てしまい、下の階まで水浸しになるケース。日本人向けに注意喚起のプリントを配るホテルもあります。


ひどい場合はじゅうたんから天井まで総入れ替えで、下の部屋まで水浸しなので、2部屋はしばらく使えず、金額はびっくりします。 賠償額が高いし部屋が貸せなくなるので、水浸し問題があるとホテルマンが血相変えて飛んできます。


賠償責任の保険料はオプションにするとたいした金額ではないので最高額を賭けておいても良いでしょう。



★途中で寝ないために?
バスタブにお湯をためていて、ちょっとだけとベッドに横になり、寝落ちしまったという話が多いです。スマフォ操作やSNSアップに夢中になって時間を忘れた話も。

何度もそんな話を聞いたので、私はバスタブにお湯をためている間はバスルームで過ごす事にしました。バスルームって明るいし、お湯の音がしているので、そこで寝ちゃう・忘れちゃう事は絶対にありません。






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