スペイン南部のアンダルシア州コルドバ県の県都であるコルドバ市。かつて後ウマイヤ朝の都として栄華を誇りました。世界遺産のメスキータや花の小路など、見どころがぎゅっと詰まった町です。
コルドバ(Cordoba)の観光名所
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Mezquita-Catedral de Cordoba コルドバのメスキータ・カテドラル（世界遺産）
- Calleja de las Flores 花の小路 を含む旧市街（世界遺産）
- Puente Romano ローマ橋
- Alcazar de los Reyes Cristianos カトリック両王のアルカサル
- Sinagoga シナゴーグ
- Templo Romano ローマ寺院跡
- Museo de Julio Romero de Torres（フリオ・ロメロ・デ・トレス美術館）
- Palacio de Viana（ヴィアナ宮殿）
- 郊外のMedina Azahara ザフラー宮殿（世界遺産）
Pictures・・・コルドバの観光写真
コルドバといえばメスキータ。
赤と白が交互に彩る馬蹄アーチの連続する空間が有名ですが、正式名称「コルドバのメスキーターカテドラル」が表すように、実はイスラム教とキリスト教が混在しています。そんな教会は世界でここだけです。
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More? メスキータをもっと見る？
グアルダキビル川にかかるローマ橋。20世紀まで唯一の橋として役立ちました。
橋の手前にあるのが16世紀のルネサンス様式のPuerta del Puente（橋ゲート）。
ちょうど眺められる場所が絶好のカフェになっています。建物にはオリーブオイルのショップや観光案内所もあり、地下には模型もありました。
あまり知られませんが、現在は展示室と展望台にあがることができます。
世界遺産に登録されているコルドバの歴史地区は旧ユダヤ人街も含みます。有名な「花の小路」は本当に小さな通りです。場所が見つけられない方はメスキータ周辺のお店の人に聞いた方が早いです。
奥まで行って振り向くと、メスキータの鐘楼が見える絶好の写真ポイントです。
水やりの仕組みに興味しんしん。壁に植木鉢がずらりと並び、色とりどりの花が咲く場所はあちこちにあります。パティオ祭りも有名ですので中庭にも注目してみましょう。
仔馬(ポトロ)の像の噴水がある広場。ここにコルドバ美術館とフリオ・ロメロ・デ・トーレス美術館があります。フリオ・ロメロ・デ・トーレスは独特の作風でアンダルシアの女性達を描いたコルドバ出身の画家で、ちょうど
この場所で育ちました。
昔のペセタ紙幣のデザインに彼の絵が使われたこともあり、スペインでは大変有名な画家です。日本では澁澤龍彦さんの著書「幻想の肖像」で紹介されているそうです。
美術をやっている方が美術仲間から「スペイン絵画ならこの美術館へ行け」と勧められたと言って訪問されます。
この広場に、ミゲル・デ・セルバンテスが宿泊し、ドン・キホーテの本にも登場する旅籠屋があります。現在はフラメンコ関連のセンターです。
ラ・コレデーラ広場（Plaza de la Corredera）。スペイン各地のあるマヨール広場にあたりますが、アンダルシアでは珍しいです。テラス席があり、朝から夜までにぎわう憩いの場所。小さな生鮮市場もあります。
一部が発掘されたローマ寺院（Templo romano de Córdoba）。昔の造りが分かるように再現されました。
ちょうどこの隣が市庁舎です。
ローマ橋を渡ったところがカラオーラの塔（Torre de la Calahorra）。日中は入場が可能で、イスラム時代のコルドバの歴史をミニチュアで再現したジロラマ歴史博物館となっています。展望も良く、ローマ橋を見下ろし、メスキータなど街の様子と一緒に撮影することができます。
観光地が狭い場所に集中しているので日帰りも可能な町ですが、可能なら宿泊してゆっくりするのもお勧めです。夜のライトアップも素敵♪
コロナで自宅を出られない頃に、写真を集めて作ったYoutube動画です。これが私の初動画だったのんですが、下手過ぎて黒歴史というか、今見ると恥ずかしいですね。
General Infomation・・・一般情報・交通
【交通】マドリッド、グラナダ、セビリアから新幹線AVEがあり、交通の便が良いです。
観光地は旧市街に集中しているので回り易く、
メスキータと花の小路とローマ橋を見るぐらいなら、多少無理しても立ち寄り観光が可能です。大きすぎない町での宿泊はお勧めですが、日帰り観光でも強烈な印象を残すことでしょう。
