地元民に人気の小さなカフェ・バル カサ・ロレア
カタルーニャ音楽堂の正面玄関と同じ通り沿いにあるカフェ・バルの、カサ・ロレア(Casa Lolea)。カサ・ロレアはサングリアが売りで、フラメンコ柄の内装が特徴的ですが、逆に言うと、観光客っぽく見えます。
そのせいか、チュエカ地区にあるマドリード店では人気がないと聞いています。
この店はなぜ地元民に人気というと、こじんまりした店の雰囲気が良いこと &少し奥まっているため観光客があまり通らない道だからでしょう。予約ができるお店なのも人気のひみつです。
すいているように見えても、テーブルがリザーブされてることも多いです。
ジントニックのようにサングリアを飲む
サングリアは赤ワインにフルーツをつけこんだ飲み物。地方によって白ワインやカヴァやチャコリでも作ります。スペイン人にとって買うものではなく、作るものです。自家製で、
ホームパーティーで(特に南や若者の集まりで)飲みます。誰か上手な人がいて、パーティーの人気者になります。
市販のサングリアは古めかしいデザインばかりでしたが、このサングリアをお洒落なボトルで売り出したのがこのカサ・ロレアです。会社はZamora Companyで、43種類の材料から作るリコール43(Licor43)や、
最初に市販のパチャラン(Pacharán Zoco)を販売し、スペイン全国に広めた会社です。
最近はジントニックをバルーングラスで飲むのが流行していますが、同じような飲み方でサングリアを演出しています。
デパ―トなどでも市販されたサングリア・ボトル
サングリアはグラスが4.50~5€。ボトルで15-16€です。
メニュー表の真ん中に、ボトルの写真が小さく出ていますが、これが市販されているサングリアボトルです。フラメンコのような水玉模様で、スペインっぽくて女性が好みそうなデザインです。
デパ―トの地下など酒売り場で販売しています。
ケーキを食べるためのカフェ使い
バルと書いていますが、カフェっぽい雰囲気でもあります。普通にお茶に来ても良いですね。ケーキもあります。
すべて自家製!と黒板に書いてあったので、ケーキも自家製でしょう。
奥に大きなテーブルもあり!
予約もできるため、テーブルがあいてるように見えて、実はリザーブの文字がテーブルに置かれていることも多いです。満席だ!とがっかりする前に、席があるかお店の人に聞いてみましょう!廊下の奥に別サロンがあるので、
そちらがあいてるかもしれません。小さなテーブルがいくつかと、10人ぐらい座れそうな大きなテーブルもあります。
コースターもスペイン・フラメンコっぽい!
つまみのバル!
Patatas Bravas
パタタス・ブラバスはバルセロナのバルの定番です。ふつうは切ったジャガイモが出てきます。値段がお手頃で、おなかを満たしたい時に頼むと良いですよ!
ビールは大きさを選べました。スペイン人はコップ酒みたいなミニサイズで飲むことが多いです。
Steak Tartar con mantequilla de hierbas
みんなでつまんだ途中の写真でごめんなさい。まぐろのタルタル。ハーブ入りのバターが美味しかったです!ディルの味だったかな? 自分でハーブを混ぜても作れそうですね!
カサ・ロレアのメニュー紹介
ヴェルムット(Vermut)とは白ワインをベースに、香草が入った食前酒です。地元の人は日曜の朝12時ぐらいによく飲みます。
上がボトルビール。下が生ビール。大きさによって1.80ユーロ~。
上からサラダ類、チーズ類、Extremadura産の生ハムなどソーセージ類。大きさが選べるのが良いですね!
Montaditos(モンタディートス) =カナッペみたいにパンのうえに具が乗ったタイプです。お値段高めですが、ローズビーフ、タラ、レオン産セシーナ(牛肉の生ハム)などの食材を凝った素材と合わせて料理したものなので、納得です!
Tapas para compartir(シェアするためのタパス)。スペインの人は皆でシェアするので、日本人みたいに種類を食べたい人には良い国です。
★SHOP情報★
【店名】Casa Lolea カサ・ロレア
【住所】Carrer de Sant Pere Més Alt, 49,
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