人気のガウディ建築カサ・バトリョの2024年最新情報をお伝えします。
どの入場券を予約購入すればいいのか悩んでいる人向けに、入場チケットBlue、Silver,Goldの違いも解説します。
世界遺産のガウディ建築のひとつ、カサ・バトリョ。2024年現在の観光の情報&注意点は?
入場券は事前購入した方が良いのか? 入場チケットBlue,Silver,Goldeの違いについても説明します!
目次
カサ・バトリョはコロナ過閉鎖中に改装工事を行い、新しい部分をオープンしました。コロナ以前より内容が増え、全部見ると以前より広いです。
新しい部分は、建築を見るというより、インスタレーション・アートや映像などを見るタイプです。
2024年寂しかった屋上テラスも華やかになりました。
YouTube動画ガイドの回り方アドバイス付き!で紹介した2021年とも情報が変わっていますので、ご注意ください。
2024年最新情報をお知らせします。
コロナ以前との違いは、ざっと次の通りです!
- 入場料は混雑によって変動式。季節・時間帯で29~45ユーロ!窓口購入は+1人4ユーロ!
- インスタレーション・アートや映像アートを見る部屋ができた
- 大人も子供も日本語のオーディオガイド付き(料金に含む)
- パンフレットの配布廃止
- 屋上にカフェ(閉まってる時間帯もある)と花
- 2つ目の公式ショップが地上階奥に登場!入場料払わず、いつでも入れる
- 入場券で見学コースが違う!
屋上が寂しかったですが、カフェのあたりが花で飾られて華やかになりました。(造花だけど)
◆◆◆
お役立ち情報・お得情報をお伝えすると・・・。◆◆◆
・12歳までの子供が無料!
バルセロナで最も高い入場券ですが、12歳までの子供は無料なので(必ず1人は大人同行が義務)、大人1人が子供3人連れていたら、一番安いガウディ建築のグエル公園より安いです。お財布が1つのご家族連れにはありがたいです!
・スペイン在住者は2人で1人の料金!
駐在員・留学生の皆さんは住んでいるうちに誰か在住者を誘って行きましょう!半額は大きいです!
・季節・時間帯によってはCava付き!
入場料高いけど、cavaが1杯ついてる日・時間帯があります。 ↓
夏場の夕方以降など季節や時間帯が限られますが、スパークリングワインCavaが1杯ついています。入場券にグラスマークがついてる時間帯です。料金が高いので、1杯ついてる時がお得?
↑ 料金の横に、グラスマークがついてる時間帯が該当します。メインフロアーへの階段をあがったところでもらえます。でも手がふさがるので写真撮ったり見学しながらは忙しいので、飲む時間の余裕を?持つといいかも!?
◆◆◆
ガイドから声を大にして伝えたいこと!!!◆◆◆
季節にもよりますが、カサ・バトリョ、特に夏は本当に混雑します。あまりの人の多さに、階段が通れずにストップすることもあるとか。ガイド仲間から「ひどい混雑ぶりで、恥ずかしいと思わないのか」、「間違えて多く販売したのでは?」
の声が上がるほどです。修復工事や屋上の花工事を行ったので、15分ごとに入れる人数限度を引き上げたのかもしれません。
真夏以外でも、時々「どうしたの、今日激混み・・・」という時があります。。。
よく口コミで、サグラダファミリアやグエル公園について「朝一番がすいている」と勧めているのを見ますが、
一番面積の狭いカサ・バトリョほど朝一番にいった方が良いです。
Gold並みの値段がしますが、Be Firstという朝一番に入場するチケットも存在するので、
お金が出せて、人がいない時に撮影したい人はGoldよりBe Firstが良いでしょう!
カサバトリョの入場券の終日売り切れは滅多にありません。当日券売り場も混みません。ですから、その意味で事前購入する必要はありません。
混んでいるバカンス時期に長蛇の列を見ますが、これは入場券売り場の行列ではなく、
入場券購入済みの人が入場時間まで待つ行列です。つまり事前購入しようがしまいが、時間前に並ぶ列です。
ただインターネット記載の金額より、
当日券の窓口で購入すると窓口料金4ユーロ/1人当たり追加されます。また混んでくると料金が高くなっていくので、早めの購入が安いこともあります。
つまり少しでも
安く購入したいなら事前予約をお勧めします。
注意点!
●窓口で買うと1人当たり4ユーロプラスされます。2人で8ユーロ!!バカにならない金額ですから、カサ・バトリョの公式サイトからネット予約しましょう。当日でも購入できます。当日券が高いのではなく、窓口での料金が高いのです。
(公式サイトはこちら)
日本語オーディオガイドは全コースに付いています。コロナ以前に見学していた建築全コースも含まれます。
新しくできた部分のうち、一番の目玉の
レフィック・アナドール氏のガウディ・キューブ(映像)も含まれます。
これらはメインの観光とも言えるので、Blueでも十分です。
入場料金は変動式ですが、平均的な金額が画像の通りとすると・・・。BlueとGoldには10ユーロの差があります。しかしgoldは45ユーロ=6~7000円近いです。そんなに払う価値があるのでしょうか?
たくさん書いてありますが、大きな違いは、
Blueにバーチャル・リアリティ・タブレットが含まれないこと。SilverやGoldとの大きな違いはそこです。
・・・
SilverとGoldの違いは
バトリョ家のプライベートな部屋を見るかどうかと、キャンセル・変更が自由かどうかです。2ユーロぽっちなら、これは悩むことなくGoldに軍配が上がるでしょう。
・・・
残ったのはBlueとGoldの戦いですが、タブレットとプライベートルームのために10ユーロ増しにするかどうか。合計で6~7000円払うのかどうかを考えましょう。それ以外は些細な違いなので、下で詳細を解説します。
「建築をしっかりみたい人」はBlueで十分です。Blueのコースはコロナ以前と同じ見学ルートを全部見ます。
これにプラスして、新しい見学ルートのうち、
隈研吾氏の階段インテリアと、レフィック・アナドール氏の映像アートも含まれます。
・・・
Blueに含まれないものは・・・。
(↑カサ・バトリョwebスクショ)
↑
Blueの大きな特徴はバーチャル・リアリティ・タブレットが含まれないこと。こういうのを見たいかどうかですね。
ガイドが案内する時はバーチャルタブレットは使わないので、Blueで十分です。日本の団体ツアーで入場する際もタブレットは使いません。
・・・
もう1つ、地下のGaudi Domeという部分を見ません。
↑↑ これは別に見なくていい、です。(注:私の個人的意見)
・・・
もう1つ、Consejeria守衛室が含まれませんが、、
実はBlueでも見えるので、これも問題なしです。この詳細も下で説明します。
BlueとSilverの違いは、上のBlueで説明したように、ガウディ・ドーム、タブレット、守衛室(Consejeria)の3つだけです。
ガウディ・ドームは見なくても良い。(注・個人的意見)
守衛室は実は注意していれば見える場所にあるので、悔しがらなくてもだいじょうぶ。
つまり悩む点は
バーチャル・リアリティ・タブレットをつけたいかどうかなのですよね。これについては8の項目をご覧ください。
ファストパスやキャンセル・変更自由のために、Goldを買う必要はありません。
Blueでも入場時間が決まっているので、並んでいる列があったとしても15分置きに入場できるのだから、並ぶのも最高で15分?。なんならその時間へ行けば入れるし、30分や1時間と並ぶわけではありませんから。
予約も前日購入で十分なので、キャンセル料・変更料を考える必要はありません。さすがに高すぎて売り切れることは滅多になくなりました。心配だったら、ネットで、残り少ないかチェックしましょう。
観光がぎっしり入っていて、予定が分からず、値段が気にならない人は、Goldを購入しても良いかもしれません。
どなたかのYouTube動画に
「2時間遅れたけど入れた!」 VS 「5分遅れただけで入場できなかった」の口コミがあったそうですが、前者はGoldだったはずです。オーバーツーリズムのバルセロナでは混雑を避けるために予約時間はほぼ
守るようにできています。遅れると本当に入場できない場合があるので要注意!
ただ
Goldはキャンセルも変更がOKのチケットなので、いつ入っても大丈夫なのです。
BlueとGoldってこーんなに違うように見えます。でも、大きな違いはタブレットと、バトリョ邸のプライベートルームを見るかどうかの、2つだけです。
(↑カサ・バトリョwebスクショ)
バーチャル・リアリティ(とは、「仮想現実(VR)」と訳されます。仮想的な世界はあたかもそこにあるかのように見て楽しむのです。
雰囲気を楽しむようなもので、使ってみたい人と、興味ない人とに分かれます。全般に、
子供達や若い方は楽しむ場合が多く、ご年配者や、建築だけに集中したいにはそうでもない、という印象です。
それと、
撮影好きの人には手がふさがるので邪魔みたいです。オーディオガイドを聞きながら観光する場合もそうなんですが、現地で何か物を渡されてそれを見ながら観光するのは、写真をあまり撮影しない欧米人は
楽しみます。でも、写真や動画をたくさん撮りたい日本人には忙しくなってしまうのです。
一度、Goldを購入したお客様で、デザインがお好きな若い世代だったので、タブレット見ながら行きましょうと借りてみましたが、
結局、自分達の写真を撮る方に集中していらっしゃったので、途中から見なくなっていらっしゃいました。ガイドの説明を耳で聞いて、それでいい、と言う感じでしたね。それがあって私はもう自分からはBlueで十分だとお勧めしています。
建築説明ならまだ熱心に聞くけれど、昔どんな風に家具があってみたいな感じを楽しむものなので、自分がそういうのに興味を持つかで判断しても良いでしょう。お金持ちの?(笑)子供連れや若者は楽しみそうです。
2021年にオープンした新しい見学部分はガウディ・ドーム(Gaudi Dome) と、ガウディ・キューブ(Gaudi Cube) です。ガウディ・ドームはSilverやGoldの人達が入場してすぐに下りる地下にあります。
カサバトリョ公式サイトのスクショでは明るく見えますが実際にはもっと暗いです。色は変わるので自分が見るときにどんな色になっているかその時によります。
よーく見たら天井に亀の影が!なんて事もあるので子供さんは楽しむかもしれませんが、別に見なくていいです(私の個人的意見)。 お客様の反応も薄いです。。。
中央でうつぶせになっているのは子供の頃のガウディなんですが、これなに?という反応が多いです。
Goldの入場券をお持ちのお客様と急いで観光する時に、ガイドとしてGold全コースのどこをカットするか聞かれたら、迷わずにガウディ・ドームを選ぶかも。(注・個人的意見)
*YouTube動画をちらりと見たい方は
こちらをクリック! 1:59 あたりから、ちらっと紹介しています。現地のお楽しみにしてほしいので、ちらみせだけです(笑)。
ちなみに動画内でレフィックアナドール氏と書いていますが、間違い。ガウディドームはミゲル・アロンソ氏制作でした。
新しい見学ルートの目玉といえるのがガウディ・キューブ(Gaudi Cube)と名付けられた、
レフィック・アナドール氏の映像アートです。若い人には好評で、私も初めて見たときは楽しめました。
これは全コースに含まれます。
これも子供~40代ぐらいまでの世代には好評です。子供達も釘付けに。ですが、現代アートっぽいのが好きではない、ご年配の人はふーん、という反応です(笑)。 「若い人が好きそうねー」とも言われます。
全コースに含まれているので必ず見ますが、この部分が加わったので
見学時間が以前より長くかかり、階段が多くなりました。ミニシアターのような形で映像が始まるまでに数分待機することもありますので、
時間がなく興味ない人はパスするのもありでしょう。映像がスタートしたら途中で退出はできません。
小学生の子供たちはかぶりつきで熱心に見ていました。子供達は12歳まで無料なので、子供3人分を比較すると、他の観光地より安くなることもあります。
隈研吾さんの手掛けた部分は地下に下りる階段の装飾デザインです。ガウディ・キューブに行くときと、終わってから売店へ行くときに見ることができます。ガウディキューブもこの階段も全コースに含まれます。
カサバトリョに入場しない方も、地上階奥の売店へ行く途中に、少し隈研吾さんデザインの部分はチラ見することができますから探してみてください。
OROだけが入れる部分です。素敵な家具が展示されています。
プライベートルームは確かに一番素敵なお部屋ですが、タブレットには興味がないお客様で、この部屋のために10ユーロ払うかどうか?とすると、私は疑問です(個人的意見)。
皆さんはどう思いますか?
それに、実はこれ、
現地払いできるんです。タブレトがいらなくて、ここだけを見たいなら、Blueで入り、ここで現地払いした方が少し安いです。
日本の3階(メインフロアーの1つ上のフロアーに)にショップが入っていますが、その奥です。ガウディの椅子が置いてある先。 たしかカード払いのみだったと思います。
Goldの人はここが含まれているのですから、忘れずに入場しましょう!!(わかりにくいので、ショップに立ち寄らないと、そのまま見ないで降りてしまうかも。もう疲れた頃だし)
屋上の後は通らない(動線が違う)で、メインフロアーから屋上にのぼる途中に立ち寄りましょう!
守衛室はこの写真の部分です。SilverやGoldではこの守衛室を外からみて、解説や音楽を聴きます。(この写真のように)
解説や音楽は別になくてもいいですが、ここはちらっと見れるとよいですね。Blueの方も、違う角度2か所から見ることは可能です。
Blueは写真の左から入場して、オーディオガイドを受け取って、右へ入ります。(動線は青ライン)
GoldeとSilverは地下でガウディDomeを見てから、守衛室の前を通って、入ります(動線はベージュ色)3コースの合流地点はここです。
緑のラインのところは紐があって、Blueの人はこちら側へ来れないようになっています。でも向こうにいても、守衛室の一部は見えるので見ながら通ってくださいね。そしてこの場所は後で上から見ることができます。
あとでメインフロアー(日本の2階)にあがりますが、そこで階段に出られるのです。階段から見下ろすと、守衛室を上から見ることができます。上からも光が入るように工夫されているのが良く分かります。
メインフロアーから上の階へ階段のぼる時に、地上階を見たところ。この右側に守衛室が上から見える。
こんな感じなので、守衛室が見れない!と残念がる必要はありません。
カサ・バトリョお得情報
●閑散期や時間帯によって入場券の値段が変動する!
●夏場の夕方~、cava1杯付きの時間帯もあり。
●12歳まで嬉しい無料!
●2024年現在、スペイン在住者は2x1(ふたりで1人分の料金)です。
●
カサ・バトリョの公式ショップ情報のお土産写真が少し・・・。
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